2009年 02月 17日
少し足を伸ばして・・・
「備後屋」。
全国各地から集められた民芸の品 布にかご それに器。
ところ狭しと たーくさん揃っている。
でも こんなにあるのに好きなものは パッと光って見える。
その中で悩みに悩んで どーしてもお店に置いていけないものを
家に持ってきた。(もちろんお金は払いました)
これは 100年前の中国の器。
民芸品の店に行ったのに 何故か店の隅っこにいた この器と目が合った。
ちょっと雑な感じもあるけど どこか優しい。
どこをどう辿って日本に来たのだろう?
誰かに大事に使われていたのかな?そしたら この器で何が盛られていたのだろう?
そんな事を考えたら ワクワクする。なんてたって 100年。
縁あってうちに来た。
これは 出西窯の器。
黒に見えるけど 光で茶色にも見えるから不思議。
どっしりとしていて かっこいい。
黒は料理が美味しく見える色だって 聞いたことがある。
たのもしい。
なかなか扱っている所が少ない 黄瀬戸の器。ここにあった。
やっぱり きれい。
店員さんに「珍しくて 良いものですよ」と言われ心が動いたのに
でも また置いてきてしまった。
どうやら縁がないらしい。好きなのになぁ・・・。
一口に‘民芸’と言っても奥深い。
でも どれもこれもほっこりしていて あったかかった。
by makita-komuten
| 2009-02-17 16:50
| キッチンより